歯並びの悪い人は、顎関節症を発症することがあります。
顎関節症の症状にはいろいろあって
かくっという音がする。
耳の中が痛い。
口が大きく開けにくい。
顎が痛い。
ここまでくると「自分は顎関節症だろうな」とわかるはず。
でも、
頭痛がする。
肩がこる。
こういう不定愁訴も顎関節から来ていることがあります。
歯並びが悪くても問題がない人もたくさんいます。
若いころは筋肉があり、骨も丈夫なので体が上手に調整していますが、
歳を取ってバランスが悪くなると、一気に顎関節症が酷くなる場合もあります。
顎関節症とは、この顎の関節にあるディスクがずれたり、薄くなったりすることで発症します。
片方だけで噛む癖のある人
何かをするときに食いしばってしまう癖のある人
夜の歯ぎしりがひどい人(糸切り歯の先端がすり減ってる人は要注意です)
無意識に頬杖をついてしまう人
眠るとき、頬を枕に押し付け、片方の顎に負担をかけている人
携帯を寝転んで使う時も、自分の体勢に気をつけてみて下さい。
無意識に片方の顎を押さえつけてませんか?
今は症状が無くても顎関節症予備軍ですよ。
顎関節症を防ぐには、顎関節を左右平等に使うことが大切。
だから、
若いうちの歯科矯正は、将来に起こりうる顎関節症の悩みを予防することにもなるのです。
歯科矯正治療は、見た目だけではないんです。
顔のゆがみや、 体のバランスに影響が出る前に、自分の歯の噛み合わせも考えてみてくださいね。
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