Monday, June 17, 2019

INVISALIGN Vol 57 

続けて、私の上顎。

上顎も下顎も歯列の奥の広さ、横幅は十分ありました。
これだけ歯並びが悪いのなら口の中は狭そうなのに、型を採るのに横幅が広すぎて合うトレーがないほどでした。
見て頂いてわかるように、治療前治療後でも一番奥の歯の幅自体はあまり変化していません。


けれど、小臼歯の周辺から丸みを持たせた歯並びにすることで、リスのように前歯だけが目立つV型の歯列ではなく、U型の歯列になってきています。

今の時点ではまだ隙間があるし、一部が真っすぐになっていませんが、後は微調整をして出っ歯になってる前歯を下げます。

これが最終計画。

早くここまで進みたいものです。

Monday, June 3, 2019

INVISALIGN VOL 56

私の症例、下の歯です。

2年前、治療前の前歯の狭さ。。。歯列がVの字になってます。

けれど、今はきちんとUの形になって、舌が歯の内側に当たってる感覚がなくなりました。


歯列が狭かった他の患者さんも、治療する前はよく舌を噛んでいたけれど今は噛まなくなりましたとおっしゃっていました。
反対に、唇や頬側に飛び出た歯がある人や、噛み合わせがずれている人は頬や唇の粘膜を噛んでしまったりしますが、上下の噛み合わせを治すことで口の中のバランスが良くなって「口の中の怪我」が減るはずです。
怖い話になってしまいますが、口腔内の癌は何度も噛んだりする場所が危険になります。
傷つけた場所が治らないという方は必ず専門医に相談してくださいね。


口の中の問題を減らし、悪い環境を変えるには「まず歯科矯正」と考えるのも極論ではないのかもしれません。

 歯科矯正は見た目だけではないのです。