Monday, October 2, 2023

ガムの知識

 ガムは、唾液を出します。
食事後にガムをかむと唾液が出て、糖分を酸化し、プラークに変化させるばい菌を洗い流す働きをします。

食事の度に歯が酸に触れることで歯の表面が弱り、それが続けば最終的には虫歯になったりします。しかし、唾液の中のカルシウムやprosphate(リン酸塩)は歯のエナメル質を強くする手助けをします。
ですから、歯が唾液に触れることは虫歯予防にはとても重要なことです。 


シュガーレスガムを食後20分噛むことで、虫歯を予防できるとの研究発表もあります。
将来は、ガムを噛み、その唾液が様々な口腔内の病気の予防に役立てられる日も来るでしょう。歯を再石灰化、またプラークを減らしたり、歯槽膿漏を予防する材料が入っているガムも存在するようになるかもしれません


(ADAのウェブサイトより)

















ただ、顎関節症の患者さんは顎を常に動かすことで、頭痛が酷くなったりしますからお気を付けください。

日本ではキシリトール入りのものが多く発売されていますが、
キシリトールは野菜や果物にも入っている糖アルコールの一種です。
カバノキから抽出されるそうで、お腹が緩くなるので多く摂取することは避けた方が良いです。(もう皆さんこんなことはご存知ですね)
キシリトールにはミュータンス菌がプラークを作ることを阻害する成分があるので、食事の後のキシリトール入りガムは効果があります。
が、
市販のものは主にキシリトール使用パーセントが30~70%
 ですが、歯科で専用に発売されているものは90~100%
虫歯が多い人の場合は、この100%ガムを利用する方がよいかもしれません。

お店で買う時も何パーセント入っているのか確認した方が良いようです。

パーセントが高い方が、効果も望めます


ガムを噛むことは、虫歯の予防ですが

噛んだ後は、ちゃんと包んでゴミ箱に捨ててくださいね。


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