Monday, October 30, 2023

Implant Pathway 

2023年夏、Dr.Matthew Rheeは「Implant Pathway」と呼ばれるコースを受講しました。

これは、外科手術の生中継コースでインプラントを埋入する最新技術を学びます。

第1部は、インプラントの歴史、理論的根拠、治療法についてのオンライン学習。

第2部は、患者の実際の手術を行います。Dr Rheeは第1セッションで学んだ技術を活用し、患者さんで最新のテクニックを習得しました。

抜歯や骨移植、切開のデザイン、3Dレントゲンなどを学びながら、何人ものインプラントを埋入することができました。






第2部は日差しの強いアリゾナで行われ、Dr Rheeはセドナでのハイキングも楽しみました!

 


 
 

Over the summer, Dr. Matthew Rhee took a course called “The Implant Pathway”, which teaches dentists how to place dental implants with a live surgical component. The first part of the course consisted of an online portion learning about implant history, the rational, and treatment. The second session was the live patient surgery portion where Dr. Rhee put what he learned in part one to the test! He was able to place many implants while also learning about extractions and grafting, flap design, and CBCT radiology. This second part took place in sunny Arizona and Dr. Rhee was also able to enjoy some hiking in Sedona as well! 


Monday, October 16, 2023

フロス?歯間ブラシ?

歯と歯の間の汚れ。
これは歯ブラシだけでは綺麗になりません。
日本から渡米された方の虫歯で一番多いのが歯と歯の間の虫歯。

歯と歯の接点から進行する虫歯は特別なレントゲンの撮り方でないと発見できませんし、フロスしか予防方法はありません。

ですので、虫歯が進行してからしか発見されず、大きな虫歯の治療が必要になることがあります。

その予防はフロスしかないのです。

しかし、つまようじのようにまっすぐ入れて汚れをはじいて取るだけでは十分ではなく、歯の周囲に丸く添わせるように掃除をしないと本来の効果が得られません。




また、加齢により歯茎が減ってる人の場合は歯と歯の間の三角の隙間。
ここから虫歯や歯周炎が進行してしまいます。










 歯茎が減ってきた人の歯間の絵です。

健康な歯の場合は、歯は丸くなっているので歯に沿わせてフロスするだけでも十分綺麗になりますが、歯根に近くなってきている場所は、このようにへこんでいますので 歯間ブラシの方が効果的です。
歯間ブラシも、大きすぎるものを強引に入れないようにしましょう。
歯茎にも歯にも傷をつけてしまいますし、小さすぎると効果がないのです。
フロスと歯間ブラシを上手に利用すれば100点の歯磨き。

そしてどの歯間ブラシサイズがいいのかなと迷ったら、歯科医又は歯科衛生士に 相談してみてくださいね



 

Monday, October 2, 2023

ガムの知識

 ガムは、唾液を出します。
食事後にガムをかむと唾液が出て、糖分を酸化し、プラークに変化させるばい菌を洗い流す働きをします。

食事の度に歯が酸に触れることで歯の表面が弱り、それが続けば最終的には虫歯になったりします。しかし、唾液の中のカルシウムやprosphate(リン酸塩)は歯のエナメル質を強くする手助けをします。
ですから、歯が唾液に触れることは虫歯予防にはとても重要なことです。 


シュガーレスガムを食後20分噛むことで、虫歯を予防できるとの研究発表もあります。
将来は、ガムを噛み、その唾液が様々な口腔内の病気の予防に役立てられる日も来るでしょう。歯を再石灰化、またプラークを減らしたり、歯槽膿漏を予防する材料が入っているガムも存在するようになるかもしれません


(ADAのウェブサイトより)

















ただ、顎関節症の患者さんは顎を常に動かすことで、頭痛が酷くなったりしますからお気を付けください。

日本ではキシリトール入りのものが多く発売されていますが、
キシリトールは野菜や果物にも入っている糖アルコールの一種です。
カバノキから抽出されるそうで、お腹が緩くなるので多く摂取することは避けた方が良いです。(もう皆さんこんなことはご存知ですね)
キシリトールにはミュータンス菌がプラークを作ることを阻害する成分があるので、食事の後のキシリトール入りガムは効果があります。
が、
市販のものは主にキシリトール使用パーセントが30~70%
 ですが、歯科で専用に発売されているものは90~100%
虫歯が多い人の場合は、この100%ガムを利用する方がよいかもしれません。

お店で買う時も何パーセント入っているのか確認した方が良いようです。

パーセントが高い方が、効果も望めます


ガムを噛むことは、虫歯の予防ですが

噛んだ後は、ちゃんと包んでゴミ箱に捨ててくださいね。