Monday, October 21, 2019

INVISALIGN  VOL 62


インプラントとインビザライン。

インプラントが入っている歯は矯正で移動させることはできません。
骨に埋まっているので圧力をかければ、周囲の骨が溶けてしまいます。

けれど、歯根は歯根膜と呼ばれる組織に包まれているので、歯に一定方向の力を加えると
骨を破壊する組織が圧力のかかっている方を壊し、引っ張られた方には骨を作る組織が歯槽骨を作って行くのです。


以前にも説明してます。

歯の移動について







けれど、骨に直接埋まってるインプラントはこんな「奇跡的な移動」はできませんので、インプラントを希望されている方は、歯科医と相談して、矯正する前にインプラントをするのか、矯正を終えてからインプラントをするのか歯の状態を見て決めてください。

幸い、インビザラインは歯のない位置も保持できるように空隙を作ることもできますので、歯がない間に隣の歯が移動してくるなんてことはありません。

今まで歯がないまま放置していて、インプラントを埋める空隙が無くなった場合も、インビザラインによって必要な幅を作ることもできます。

インビザラインとインプラント
両方を上手に利用すれば、今まで歯がなかった人やインプラントを諦めていた人も機能する口腔内を復元できます。


技術の進歩って素晴らしいですね。

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