皆さんも虫歯について、大抵のことはご存知ですよね。
甘いものを食べるとそれがプラークになる。
プラークが長い間ついていれば歯が溶けて虫歯になる。
基本はこの二つ。
子どもも知ってる事実。
ですが、この上の絵を見て頂くと虫歯にもさまざまな形態があるのがわかります。
噛む面(咬合面)から進行する虫歯は、エナメル質から象牙質で逆三角形に広がって進行します。ですから、小さく見えても、削ると大きくなってることが多いです。
隣の歯との隣接(隣接面)も小さな穴に見える虫歯が、中ではこんなに大きく広がっています。直接見えませんので、レントゲンでしか発見できません。
歯と歯茎の境目からの虫歯、エナメル質のない部分だと歯の神経に直接近づく。
こんな特徴がありますので、フロスが切れる、黒い点がある、凹んでる。
少しでも怪しいなと思ったら早めに歯医者さんで診察してもらってください。
大きく広がった虫歯が塞いで~なんて身体のように自己治癒で治ることはありませんので、早めの治療が大事です。
噛む面の虫歯予防は歯の溝を埋めてしまうシーラントが一番効果的。
隣接面はフロスでの清掃しか予防が出来ません。
そして、何より食べるものに気を付けることと、歯磨きが大切です。
歯磨きが一番大事!なんて、子供のころから学んでるはず
毎日二回歯磨きをしてるはずなのに虫歯になるんだよねと首を傾げてる方もいらっしゃるはずですが、生活習慣や歯磨きの足りない部分と癖を見直してみて下さい。
何か原因があるはずです。
簡単な歯磨き指導としては
とにかく丁寧に、歯は円柱であることを意識して一本ずつ磨くつもりで磨いてください。
そして、毎日フロス!!
これがなかなか難しいんですよね。
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