Monday, October 19, 2020

透明な歯科矯正器具の種類

日本でもアメリカでも、安い透明な歯科矯正が話題になっています。

アメリカのSmile Directという会社の場合は、
自分で型を採るか、近くのショップで3Dイメージを撮ってもらう。
そして自宅にキットが送られてくるようです。
治療ケースを見ましたが、アタッチメントを付けて根から移動させたり、大臼歯の移動など大きな治療はしない、前歯のみの矯正治療が多いようです。
結婚式前に歯並びを治したいとか、以前に矯正治療をしたけれど少し戻ってしまったなどの調整程度の矯正に適した会社。


日本の安い透明な歯科矯正方法、キレイラインという方法もよくCMを見ますが、専属の歯科医の元で行うので今は一部地域しかできないようです。4万円からと書いてあってびっくり、でもそれは基本の値段。
来院ごとに型を採って、料金に合わせたスピードで毎回リテーナーを作って行く方法です。
治療は前歯だけだと安く行えますが、奥歯を広げたりする特殊な治療が追加になると値段が上がるようですね。
基本的には上と下の前歯12本が治療対象だそうです。


どちらの矯正方法もウェブサイトで見たところ、難しいケースやスペースを確保したり、歯根を回転させたり、複雑な症例には対応できないのかなと感じました。
これに比べて、インビザラインはワイヤー矯正と同じぐらいの幅広い、複雑な矯正ができるのが特徴ですね。

けれど、今後は患者さんのニーズに応えたものがどんどん出てくると思います。
少しでも歯に興味が出たのであれば、様々な方法をリサーチするのも大切だと思います。
もしかしたら、簡易な矯正治療だけで綺麗になるかもしれない。

歯科医の元で行うのが一番安全だし確実ではありますが、値段の問題であきらめてしまうのは残念すぎる。ただ、安い方法で強引に行って効果が出ないのは勿体ないし、歯根や歯槽骨にダメージが出たら大変!

安いからと飛びついてしまわず、自分に一番合った方法で、確実に矯正できるのが一番でしょうね。

けれど、やはり不安な場合は必ず歯科医に相談してくださいね。


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