Monday, May 13, 2019

INVISALIGN VOL54



先日、矯正が終了した患者さんの症例です。


 最初はこのように受け口気味の口元で、歯並びも重なっていました。


50個のアライナーのあと、上の側切歯が前に出てまっすぐ並び、ご本人もこれで終了とされました。









この方は、受け口を直すため、上の歯の奥にボタンのような金属を付け、そのボタンと下顎のアライナーにゴムをひっかけて引っ張る処置もしていました。
アライナーを外すたびにゴムをひっかけるのは大変だと思いましたが、ご本人は「慣れたら簡単」とお願いした通りに治療を続けてくださいました。


矯正治療の途中には「ご飯粒も噛めないし、お蕎麦も噛み切れない。食べたら歯と歯の間にものが詰まる」という問題もありましたが、おかげで歯磨きのくせがついたそうで、歯の清掃状態は以前より格段に綺麗になっていました。
今は噛み合わせも「矯正前より噛めるようになった」とおっしゃってます。

自宅から40分以上かけて通院された上に、
模範の優秀な患者さんだったのでこんな大変なケースも計画通りに進行したのです。

口元の印象も変わり、笑顔も素敵な歯並びです。
 大変な2年半だったと思いますが、その努力が実った患者さんはこちらも嬉しくなります。

この患者さんは一生ものの良い選択をされたのではないでしょうか。
前歯の詰め物の治療をして終了です。



長い間、お疲れさまでした~
綺麗に並んだ歯を見せびらかしながら、美味しいものをよく噛んで食べて、
アメリカ生活を楽しんでくださいね。

No comments:

Post a Comment