Monday, November 7, 2022

口呼吸?鼻呼吸?

あなたのお子様はきちんと呼吸をしてますか?

正常な呼吸方法は鼻呼吸ですが、口をいつも開いた口呼吸のお子さんも見かけます。

口呼吸を続けると、いつも口を開いているために筋肉の発達に影響を及ぼし、顔が細長く特徴的な顔に成長します。また、正常な鼻呼吸は、話をしたり食事をしていないときは、舌が上顎に当たっているのですが、口呼吸の場合はいつも舌が下顎にあるため、顎の発達のバランスが悪くなり、上の歯列が細くなって噛み合わせが悪くなります。

審美的にも、口呼吸の人は猫背になりやすく、鼻も真っすぐに成長しません、また、下顎の骨も口呼吸特有の、顎から喉にかけてなだらかに繋がる骨格になってしまいます。

他にも様々な問題の要因になりますが、アデノイド(咽頭扁桃)が大きくなったり、 鼻の呼吸経路の発達が劣ったり。また、鼻で呼吸しない為、アレルギーや粘膜の炎症などの問題が起こりやすいなどの複数の問題が積み重なることもあります。

医療機関でできる口呼吸の判断は3Dのレントゲンでアデノイドの大きさを判断します。もし扁桃咽頭の腫れが口呼吸の原因であれば切除も治療の一つの方法です。しかし、この方法はアデノイドが免疫システムの一部なので、子供の健康を考慮して判断しないといけません。

もしアデノイドが問題でなければ、上顎の歯科矯正によって鼻呼吸を助けるのも一部の問題を軽減します。ですが、根本的な問題解決にはなりません。

もしお子さんが口で呼吸しているのに気が付いた時は、顔の形や身体の発達に影響する前に、早めに医師や歯科医に相談されることをお勧めします。

 


RMO DiagnosticService資料より。

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