Monday, March 9, 2020

悪い癖が歯並びも悪くする?

歯並びが悪い人は顎の大きさもですが、癖が原因になっている場合もあります。

良く知られているのが、指しゃぶり。
指をくわえることで、上あごの湾曲が深くなり前歯が出て、指が入るスペースがぴったり出来ている患者さんもいます。
そうなると、上顎の形がVになって前歯が突出した見た目になってます。

指しゃぶりは早めにやめるように訓練するのが大切です。


次に片方で食事をする癖。

歯が痛いなど、口の中に問題がある人は噛みやすい側ができてしまいます。
それでなくても意識していないと利き側があって、片方で食事をしてしまうのです。
その状態が続くと顔の形が変わったり、歯並びが悪化したり、笑顔も歪んでしまいます。

顎のゆがみのもう一つの原因は、頬杖。
頬杖をつくことは顎関節症の人には一番悪い癖です。
それと、最近よく見られるのが寝転んでスマホを見る人。
片方の顎に負担がかかってそれで顎関節症が発症する場合もあるようです。


他には、舌で前歯を押す癖のある人。
唇を歯の間に巻き込む癖のある人。
爪を噛む癖のある人。
この人たちも、将来前歯が出てくる可能性があります。




自分が無意識に行っていることが歯並びを悪くしたり、健康を害したり。
何が悪い癖なのか知っておくと良いのではないでしょうか。

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