Monday, August 7, 2017

INVISALIGN Vol17

歯列が狭い人や、歯並びが悪い人が歯をまっすぐにするには
 スペースを作るために抜歯をしないといけない症例がたくさんあります。

第二小臼歯と呼ばれる、大臼歯の一個手前にある大臼歯より小さな歯(2nd Premolar)。
その歯を上下左右、全部で4本抜いてしまうことが多いです。
噛むのに、あまり大きな力がかからない歯ではありますが
健康な歯を抜きたくはないですよね。





 また
私のように、前歯の隣の歯が歯並びの後ろに飛び出ていたりすると
その歯を抜いてしまった方が矯正治療は早いですが、
でも、
邪魔だからと一本だけ抜いてしまえば前歯の中心がずれたり、見た目のバランスが悪くなります。


でも、このインビザラインは主に、歯と歯の間に隙間を開けて歯の場所を確保します。
インビザライン社から指示があった分だけ、歯と歯の間に隙間を作り
その小さな空隙をたくさん作ることで、スペースを確保するのです。

歯と歯の間の0.5mmの空隙が、歯を並べるだけの場所を作ってくれる。

簡単に言えば、
電車の座席で、みんなが少しずつ詰めてくれたら
もう一人分は座れる場所を作れるってことです。
一人が立ち上がって抜けてくれたら手っ取り早いですが…
みんな一緒に座りたいじゃないですか。笑



私がこの矯正をはじめたきっかけは前にもお話してますが
前歯を抜かなくてもいいという治療計画を体験してみたかったのです。
一本分の隙間を作るために、歯と歯の間に隙間を作っているので
食事のあとは食べ物が詰まりますが、最終的にはきちんと並びますのでそれも我慢できます。

あなたの歯並びが抜かない矯正のケースかどうかは
矯正の先生に相談してくださいね。
抜かないと いけない場合もありますので、その場合は覚悟してください。
綺麗な歯並びのために、数人に犠牲になってもらいましょう。


No comments:

Post a Comment