Thursday, May 15, 2025

口の中の酸性度

虫歯にならないためにはどうすればいいの?

もちろん歯磨きをすればいいのですが....

わかっていても、歯磨きをしていても、 虫歯になってしまいます。


 

まず、虫歯にしないためには歯にはプラークを長い期間付着させないのが重要です。

歯磨き、フロスが一番の虫歯予防の基本ではありますが、

フッ素が入った歯磨き粉を使うのもとても大切。

フッ素は虫歯を予防するというよりは、歯を再石灰化します。

歯は食事や飲み物で酸に触れると表面が弱くなりますが、それを硬くするのがフッ素。

でも、実は唾液もその再石灰化を行ってくれます。

食事のあと、一定期間歯が弱まりますが、40分弱、口の中で唾液に触れると歯はエナメルを硬くして元の状態に戻します。

ただ歯が酸性に傾く回数が増えると、歯が元の硬さに戻ることなく虫歯になりやすくなります。

「だらだら食べ」がダメな理由です。

歯が元の硬さに戻っている時間を長くする。

つまり口の中が酸性になる回数を減らし、唾液に触れる時間をできるだけ長くすると虫歯を予防にもなると知っておくことが大切です。

 

 https://letstalkscience.ca/educational-resources/stem-in-context/how-can-chemistry-help-you-take-care-your-teeth


Thursday, May 1, 2025

歯科矯正

歯が重なった患者さんの場合はどうやって歯を並べるか。

重なりが激しいと歯列を幅広くしても限界があります。
スペースが足りない場合、歯と歯の間に隙間を開けて場所を確保することがあります。
特にインビザラインは指示があった分だけ歯と歯の間に隙間を作り、その小さな空隙をたくさん作ることで、スペースを確保するのです。

歯と歯の間の0.2~0.5mmの空隙が、歯を真っすぐ並べるだけの場所を作ってくれる。

こうして歯を抜くことなく場所を作るのです。

簡単に言えば、
電車の座席で、みんなが少しずつ詰めてくれたら
もう一人分は座れる場所を作れるってことです。
一人が立ち上がって抜けてくれたら手っ取り早いですが…
みんな一緒に座りたいじゃないですか。

歯列に比べ歯の幅が大きい人は、どうしても抜かないと いけない場合もあります。

 

 


Cr: Invisalign

 あなたの歯並びが抜かない矯正のケースかどうかは
矯正の先生に相談してくださいね。