突然ですが。
歯が欠ける。
その原因には何があると思いますか?
もちろん、転倒や、事故、交通事故などの衝撃も多いですが
他のケースとしては、
食べてる最中に、箸を噛んでしまったという患者さんもいましたし
カニを食べて割れましたと駆け込んできた方もいました。
フライドチキンにかぶりついたら割れた、なんて方もいました。
ケンタッキーフライドチキンなど、骨つきチキン系は、歯には危険な食べ物です。
貝なども石が混じっていて欠けることがあります。
柔らかいものに硬いものが混じってるときは一番危険。
お腹がすいてるからと言って勢いよく噛まないいように注意です。
特に前歯は皆さんが思ってるより薄く、硬いものに対する衝撃には弱いですから、おせんべいをばりっ!なんてことはせず、小さく割って口に入れるなど、歯を労わりながら食べたほうが賢明です。
氷を噛むのが好きな人も歯が欠けやすいです~
気をつけて下さい。
他の原因としては、歯並びのせいで歯が欠ける方もいます。
何かの原因で欠けて、何度治療してもまた欠ける。
噛み合わせが悪いと、日々の食事や夜の歯ぎしりだけで大きな衝撃が無くても歯が欠けてしまいます。
その原因である歯並びを治さないと、同じことの繰り返し。
そして、何度も繰り返していると最終的には神経の治療が必要になるかもしれない危険性まで出てきます。神経の治療をしたら被せ物・クラウンになります。
歯が欠けるだけなら治療も出来ますが、噛み方が悪く歯にひびが入ってしまったらもう抜くしかありません。
一生、歯が欠けて~治して~のいたちごっこをするか。
その根本である歯並びを治してから詰め物をするか。
誰でも被せ物は嫌ですよね。
矯正を始める理由は様々ですが、皆さんの目指す先は同じ。
「綺麗な歯でいたい、歯を長く使いたい」
歯が欠ける。
そんな悩みのある方は、矯正も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
Sunday, December 15, 2024
Sunday, December 1, 2024
歯科レントゲンの不安
歯科でレントゲンを何枚も撮ったけど大丈夫かしら。
照射量ってどのくらい?
歯科医院で皆さんの頭の中に起こる疑問ですよね。
簡単な基準で言うと、まずバナナを食べると0.1マイクロシーベルト(μSv)
日々の生活で受ける照射量は 0.4μSv
一年間コンピューターモニターを見続けると 1.0μSv
歯科のデンタル、小さなレントゲンは 5.0μSv
パノラマと呼ばれる口の中全体のレントゲンは 14μSv
NY からロサンゼルスの飛行機に乗るだけで 40μSv
胸のレントゲンは 100μSv
医療のCTスキャンが 10000μSv
これは2011年にMayoクリニックが発表した数字です。
レンガのビルに一年住むと70μSvとか、タバコを一日1.5箱吸うと36000μSvとか。
知らない場所でも放射線を浴びています。
もちろん、普段の食べ物からもです。
パノラマは毎年撮るわけではなく、数年に一度のチェック、又は手術やケガなどで必要になった時のみです。
デンタルは虫歯になりやすい人はできれば半年に一回、これは非常に大切な検診方法の一つです。
歯と歯の間の虫歯は肉眼では見えないので、バイトウィングと呼ばれる特殊な方法で確認するのが一番効果的です。
歯根の先の病巣も 深い歯周炎もレントゲンが必要です。
照射量を心配するより、必要なレントゲンを定期的にきちんと撮影していることが、最終的には自分の健康を守ることになるのです。
Subscribe to:
Posts (Atom)